外国人労働者8
出典: Jinkawiki
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外国人労働者
外国人労働者とは、外国籍を持つ労働者、国境を越えて就労する労働者のことを一般的には指す。また、高賃金の取得という経済的理由で国外から移住してきた出稼労働者のことを受け入れ国で呼ぶ呼び方でもある。政治的理由により移住する難民とは区別される。
受け入れ姿勢
外国人労働者について、第6次雇用対策基本計画では「いわゆる単純労働者の受け入れについては、日本の経済や社会に及ぼす影響等についても考慮し、慎重に対応する」一方で、「専門的・技術的な能力や外国人ならではの能力に着目した人材の登用は、日本の経済社会の活性化・国際化に重要なものであるため、受け入れの範囲や基準を明確化しつつ可能な限り受け入れる」としている。
現状
近年、外国人労働者は増加傾向にある。その理由としては、政府が推進している高度外国人材や留学生の受け入れが進んでいること、雇用情勢の改善が進み、「永住者」や「日本人の配偶者」等の身分に基づく存留資格の方々の就労が増えていることなどが挙げられる。今後もますます多くの外国人労働者が日本国内にやってくることが予想される。
問題点
経済の国際化が進行するなかで、観光ビザや興行ビザなどを利用しながら、飲食店や建設業などで単純労働者として不法に就労する外国人が急増している。また、警察庁が2016年に発表したデータによると、刑法犯検挙人員に占める来日外国人の割合は徐々に増加している。
解決策
上記の、外国人労働者の受け入れにより懸念されている問題を緩和、解決するためには外国人労働者を雇用する企業側が「安価な労働力」と捉えることをやめ、日本人を雇用する場合と同じような待遇をすることや、彼らに日本文化を学ぶ機会を与え、彼らが生まれ育った地域の文化との衝突をできるだけ起こさせないようにすることが必要である。
参照
https://kotobank.jp/word/
https://外国人労働者新聞.com/archives/4509
投稿者 F.N