アルカイダ3
出典: Jinkawiki
2019年1月19日 (土) 15:37 の版; 最新版を表示
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[アルカイダ]
1990年代以降、主としてアメリカ合衆国を標的とした様々なテロ行為をしたとされ、2001年のアメリカ同時多発テロは世界を震撼させた。
[概要]
オサマ・ビンラディンを指導者とした反米組織。実態は不明な点が多く、アルカイダは一つにまとまった組織なのかどうかで議論が分かれる。軍隊のような明確な階級が存在する指揮命令系統の組織ではなく、人々が自発的に集合する社会運動のようなものであって、明瞭な教会や高セインは存在しないとされる。特に2001年のアメリカ軍によるアフガニスタン侵攻以降についてはビンラディンのものではなく、地域ごとに自発的に集まった人々によってアルカイダの名のもとに勝手にテロが行われていると指摘される。
[起源]
1990年にイラクがクウェートを侵略したことで起きた湾岸戦争をきっかけにオサマ・ビンラディンが反米意識を持つようになる。イラクがクウェートを攻撃した際、隣国のサウジアラビアは自国の防衛のためアメリカ軍基地の建設を許可する。ビンラディンはメッカやメディナというイスラム教にとって聖地ある場所に異教徒の軍を入れることに対し王室を批判。それにより追放され、アフガニスタンに国際テロ組織アルカイダを創設。
[参考文献]
著池上彰 (2017)高校生からわかるイスラム世界 集英社文庫