ドナルド・トランプ3
出典: Jinkawiki
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トランプ大統領の発言は過激だと報じられている。では、なぜここまで過激な発言をするようになったのだろうか。トランプ大統領の過激な発言のルーツが実はプロレスにあったという。2007年、当時不動産王と言われていたトランプ大統領は、アメリカの人気プロレス番組「WWE」にシリーズで出演していた頃があった。その頃の トランプ大統領は、すでに著名人であった。中でも、自身がでている「アプレンティス」という番組で、出演者たちに対する「お前はクビだ！」との決めゼリフが世の中に浸透していた。ところが、この台詞は、そもそも「WWE」のオーナーである、ビンス・マクマホンがレスラーに対して、クビにする際によく使っていた言葉だ。このWWEという番組は、「Raw」と「SmackDown」の2つのに別れている。野球で言うとこのセ・リーグとパ・リーグの様なものだ。「Raw」と「SmackDown」はそれぞれ1週間に1度放送される。その中にストーリーが組み込まれており、話が繋がるようになっている。そこでトランプ大統領は一時期、WWEのオーナー、ビンス・マクマホンと対立するという設定で出演していた。元々トランプ大統領は今のような過激な発言は全くしておらず、一般人であった。また大学では、ペンシルヴェニア大学で学士号までは獲っており、正しく丁寧な言葉遣いはできるはずだ。しかし、実際では人や物を罵ることが多い。これはある意味、パフォーマンスではないのだろうか。すぐに絶叫したり、言葉の抑揚をあざとく強調する。口をすぼめるなど変な顔を頻繁にする。そして、「WWE」の選手がマイクパフォーマンスをする時に、今のトランプ大統領の様に、表情に表したり、体で表現したり、言葉で表している。トランプ大統領の凄みは、過激な割に発言の内容がわかりやすいという部分だ。この分かりやすさが世間に受け、今も尚「トランプ節」を継続させている。そして、トランプ大統領はこの様な発言をしている。「私は、『プロレスの世界と同程度に』世の中をシンプルに見るのが好きなんだ」と。プロレスの世界では、人気者（ベビーフェイス）と悪者（ヒール）の2種類のレスラーが存在する。それぞれがその役に合わせ、立ち居振る舞いや戦いに生じるストーリーに観客が熱中する。これ程シンプルなものをトランプ大統領は世界情勢に対して同じような視点で見ている。トランプ大統領にしかやれない過激な発言は、シンプルな視点から見ているものであり、その土台となるのものは「WWE」である。
