デング出血熱

出典: Jinkawiki

目次 1 概要 2 症状 3 予防 4 参考文献

概要

　ネッタイシマカなどの蚊を媒介とするデングウイルスの感染症で、軽度のものをデング熱と、重症型のものをデング出血熱という。

症状

　デングウイルス感染後、デング熱とほぼ同様に発症し、経過していった患者が突然、血漿漏出(血管の外に水分が漏れていくような病態)と出血傾向を起こすデング出血熱となる。重度な症状は、発熱が終わり、平熱に戻りかけたときにおこる。 　患者は不安・興奮状態となり、発汗がみられ、四肢は冷たくなる。多くの場合、点状出血が多くの例でみられる。さらに、10～20％の例で鼻血・消火管出血等がみられる。

予防

日中に蚊に刺されなように長袖・長ズボンの着用、虫避けスプレーなどの工夫が重要である。

参考文献

https://www.niid.go.jp/niid/ja/encycropedia/392-encyclopedia/238-dengue-info.html