外国人労働者11
出典: Jinkawiki
2020年1月30日 (木) 16:20 の版; 最新版を表示
←前の版 | 次の版→
←前の版 | 次の版→
外国人労働者
1、概要 外国人労働者とは、外国籍を持つ労働者、国境を越えて就労する労働者のことを指す。出稼ぎ労働者や季節移民労働者も含むが、移住先に定住している定住外国人で難民とは区別される。
2、受け入れ
外国人労働者について、第6次雇用対策基本計画では「いわゆる単純労働者の受け入れについては、日本の経済や社会に及ぼす影響等についても考慮し、慎重に対応する」一方で、「専門的・技術的な能力や外国人ならではの能力に着目した人材の登用は、日本の経済社会の活性化・国際化に重要なものであるため、受け入れの範囲や基準を明確化しつつ可能な限り受け入れる」としている。
3、現状
近年、外国人労働者は増加傾向にあるが、その理由として政府が推進している高度外国人材や留学生の受け入れが進んでいること、雇用情勢の改善が進み、「永住者」や「日本人の配偶者」等の身分に基づく在留資格の人々の就労が増えていることがあげられる。
4、課題 研修生・技能実習生の労働条件が社会問題化したり、アジア諸国との経済連携協定や自由貿易協定締結の動きが加速している新しい情勢のもとで、全国労働組合総連合は考えを示す必要性が出てきている。外国人労働者の日本の受け入れに関して、改めて「外国人労働者問題に関する全労連としての考え方」を提案し、提案し呼びかけることが大切だ。
5、参考文献
外国人労働者受け入れを問う 宮島喬・鈴木江理子著 岩波書店 2014 外国人労働者と日本社会 宮島喬 明石書店 1993
投稿者:tantan