萩尾望都
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萩尾望都
1949年、福岡県生まれの少女漫画家。従来の少女漫画に違和感をおぼえ、自分で描くようになる。1969年に『ルルとミミ』でデビューする。代表作に『ポーの一族』、『残酷な神が支配する』、『11人いる!』などがある。山岸涼子、竹宮惠子らとあわせて24年組と呼ばれる。
来歴
1949年に福岡県で4人兄弟の次女として生まれる。 1969年に、『ルルとミミ』が『なかよし』に掲載され、デビューをはたす。 1972年、『ポーの一族』、『とってもしあわせモトちゃん』の連載を始める。 1973年、『トーマの心臓』を半年にわたり『週刊少女コミック』で連載。 1975年、『11人いる!』を『別冊少女コミック』で掲載する。 1976年、『エディス』で『ポーの一族』の連載を終了。また、『ポーの一族』、『11人いる!』で75年度の小学館漫画賞を受賞。『アメリカン・パイ』、『続・11人いる!』を発表。 1977年、小学館から『萩尾望都作品集』刊行開始。『11人いる!』がNHKの少年テレビドラマシリーズでドラマ化。 1980年、『スター・レッド』が第11回星雲賞コミック部門を受賞。 1982年、観光で訪れていたモスクワで交通事故にあい、重症を負う。 1983年、『銀の三角』が第14回星雲賞コミック部門を受賞。 1986年、自身が原作の『半神』の舞台脚本を担当。 1988年、ダンス・バレエシリーズの第1作目にあたる、『完全犯罪<フェアリー>』の連載を開始。 1992年、バレエ・シリーズ『狂おしい月星』を発表し、完結させる。戯曲『斎王夢語』の脚本を手掛ける。 1997年、『残酷な神が支配する』が第1回手塚治虫文化賞の優秀賞を受賞する。 2001年、『残酷な神が支配する』の連載を終了させる。 2002年、『バルバラ異界』の連載を開始。 2005年『バルバラ異界』の連載が終了。 2006年、『バルバラ異界』が日本SF大賞を受賞。 2009年、60歳の誕生日とデビュー40周年を迎え、初の大規模原画展『デビュー40周年記念「萩尾望都原画展」』が開催される。 2010年、サンディエゴ・コミック・コンペンション・インクポット賞を受賞。 2011年、初の小説集『音楽の在りて』を刊行。日本漫画家協会賞、文部科学大臣賞受賞。女子美術大学アート・デザイン表現学科メディア表現知識領域の客員教授に就任。 2012年、紫綬褒章を受賞。 2013年、SFジェンダー研究会 生涯功労賞を受賞。 2016年、NHK『浦沢直樹の漫勉』に出演。『月刊flowers』に40年ぶりの『ポーの一族』シリーズの続編を掲載する。 2017年、朝日賞、JXTG児童文化賞受賞。 2018年、『ポーの一族』が宝塚歌劇花組にて上演。第3回マンガ郷いわて特別賞を受賞。 2019年、70歳、デビュー50周年を迎える。文化功労賞に顕彰される。
賞歴
1976年『11人いる!』で小学館漫画賞を受賞。 1980年、『スター・レッド』が第11回星雲賞コミック部門を受賞。 1983年、『銀の三角』が第14回星雲賞コミック部門を受賞。 1997年、『残酷な神が支配する』が第1回手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)を受賞。 2006年『バルバラ異界』が「日本SF大賞」を受賞。 2010年、サンディエゴ・コミック・コンペンション・インクポット賞を受賞。 2012年、女性漫画家としては2度目、少女漫画家としては初の紫綬褒章を受賞。 2013年、SFジェンダー研究会 生涯功労賞を受賞。 2017年、朝日賞、JXTG児童文化賞受賞。 2018年、第3回マンガ郷いわて特別賞を受賞。 2019年、文化功労賞を受賞。
参照
https://www.hagiomoto.net/profile/
ハンドルネーム:AとB