ニューカマー

出典: Jinkawiki

ニューカマーとは1970年代後半から日本に移住し始めた新渡来外国人を指す。 東南アジア出身の女性やインドシナ難民、中国帰国者など多岐にわたる。オールドカマーとは似ているが日へ本来た経緯や時期が異なるため区別される。

目次 1 来日の経緯 2 子供 3 問題 4 参考文献

来日の経緯

ニューカマーの来日の経緯は実にさまざまである。仕事を探してきた労働移民や結婚を機に来日した結婚移民のほかに、数は少ないながら紛争や迫害から逃れてきた難民もいる。中には滞在日数が三十年以上になる人もいるため近年ではニューカマーという言葉の認識も変わりつつある。

子供

同時に、ニューカマーを親に持つ子供も数多くいる。親と一緒に移動してきた子供もいれば、親が来日した後日本で生まれ、俗に2世と呼ばれる子供もいる。また学齢期の途中で移動してきた子供は1.5世とも呼ばれる。

問題

ニューカマーの子供たちは様々な問題を抱えている。当初問題になったのは言語と文化に関する適応の問題である。まず日本語に関する指導の問題が注目される。そののちに、ニューカマーの子供たちの文化的な適応の問題を通して、どうか主義的な日本の学校文化の問題点が指摘されるようになって現在に至る。

参考文献

額賀美沙子 芝野淳一 三浦綾希子編 「移民から教育を考える」