BBS運動

出典: Jinkawiki

BBS運動とは、Big Brothers and Sisters movement　の略称です。 その名の通り、「兄」や「姉」のような身近な存在として、保護観察中の少年たちと一緒に遊んだり、悩み相談に乗ったりなど、“同じ目の高さで”接しながら、彼らが健やかに成長することのお手伝いをしている千年ボランティアである。全国で約6,000人のBBS会員が、それぞれの地域で少年たちと交流したり、非行のない社会環境作りのための活動をしている。

BBSの活動の内容としては、友達活動、グループワーク、社会参加活動、研鑽活動、その他の犯罪予防活動などがある。

友達活動とは、少年たちとどこかに遊びに行ったり、少年たちと話をしたりしながら、よき話し相手、よき相談相手となって、彼らの成長や悩みの解消を手助けする活動。

グループワークは、少年たちとBBS会員がグループになって、スポーツやレクリエーションなどを行う。ともに何かを楽しむことにより、少年たちに一人ひとりの時とは違った友達としての共感や、心を開くきっかけを与えるのを目的としている。

社会参加活動とは、保護観察所が行っている、保護観察中の少年たちが、社会奉仕活動などの社会の一員としての様々な活動を体験することに協力し、少年たちと共に活動していく。

研鑽活動は、活動を実践するのに必要な技能の習得や、会員同士の意見の交換の場として、さまざまな研修を行うことである。

その他の犯罪予防活動は、非行を起こさせない社会環境づくりのための活動を行っている。さまざまな広報活動や各種のイベント、集会などを地域で実施し、犯罪や非行のない社会の実現に努めていく。

BBS組織は、地区BBS会、都道府県BBS連盟、地方BBS連盟、日本BBS連盟がある。