ふるさと納税

出典: Jinkawiki

2008年12月14日 (日) 23:01 の版; 最新版を表示
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ふるさと納税とは住民税の一部(新たに税を納めるものではなく)、ふるさと(自分が貢献したいと思う都道府県・市区町村)への 寄付金のことで、個人が5000円を超える寄付を行なったときに、住民税と所得税から一定の減税を受けることができる制度です。 この寄付先の“ふるさと”には定義はなく、出身地以外でも「お世話になったふるさと」や「これから応援したいふるさと」など、 各自が想う“ふるさと”を自由に選ぶことができます。つまり、納税者が税金の納付先や使い道を指定できる、画期的な制度なのです。


例えば、東京都A市に住む人が地方公共団体のB市に「ふるさと納税」として寄付すると、東京都A市への住民税は、税額控除により減額 され、地方公共団体のB市に税金を納めたのと同じようなことになります。ただし、寄付金控除を受けるには、寄付をした人が地方公共団体 (都道府県・市区町村)が発行する領収書を添付して、確定申告する必要があるので注意が必要です。これは、地方公共団体の税収が減って いる事態を解消するために総務省が打ち出した政策で、2008年4月から実施されています。


寄付金で行っていること 日本の地域の島々の活性化や文化芸術に活かす試みとして、香川県では「瀬戸内国際芸術祭」、新潟県十日町市では「大地の芸術祭」などがあります。

「瀬戸内国際芸術祭」


瀬戸内国際芸術祭とは、美しい景観の瀬戸内の島々を舞台として、 島それぞれの固有の文化や歴史、伝統を活かしながら、 現代アートの作家や建築家と協働する国際的な芸術祭です。 2010年夏から秋にかけて開催予定です。


「大地の芸術祭」


大地の芸術祭は、3年に1度、越後妻有地域(新潟県十日町市・津南町)の里山で展開される自然とアートと人間の「三年大祭」です。 これの制度スタートを機に、「ふるさと納税」という手段を使って、自分自身が税の使い道を選んで、貢献してみてはいかがでしょうか。 参考文献 ふるさと納税を知ろう!選ぼう!寄付しよう!ふるさと納税応援サイトhttp://www.furusato-nouzei.jp/index.html 時事問題に強くなる本 2008年重大ニュース 中学・高校受験用 2008 学習研究社

ハンドル名 yuki0811


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