南京大虐殺
出典: Jinkawiki
1937年12月、日本軍は国民政府の首都南京を占領した。その前後数週間の間に、日本軍は、南京市内外で捕虜・投降兵をはじめ婦女子を含む中国人約20万人を殺害し、略奪・放火や婦女子への暴行をおこなった。当時の中島師団長は、12月13日の日記に、捕虜にはしない方針であり、佐々木部隊だけで約1万5千人を「処理」したと記している。 南京での大虐殺事件は、日本国内には知らされず、東京・名古屋・大阪などでは「南京陥落」を祝って提灯行列がおこなわれていたが、欧米では『ニューヨーク‐タイムズ』などによって「捕虜全員殺される」と報道され、国際的非難が沸きあがった。