マダガスカル
出典: Jinkawiki
マダガスカル共和国
- 概要
位置 アフリカ大陸の南東
面積 587000平方キロメートル(日本の1.6倍)。世界4の島。
人口 1740万人。半分は20歳以下。寿命:53歳(男)、58歳(女)。
外国人 11万人:コモロ人、フランス人、インドーパキスタン人、中国人。
首都 アンタナナリヴ(人口約120万人) 首都といっても、地下鉄もなく高いビルや鉄道は少ない。 日本の首都とは全く違う。
言葉 マダガスカル語、フランス語 (共に公用語)。
人類 黒人系、マレーシア系。
日本との時差 6時間
民族 18。地域ごとに方言はあるが全国の言葉のルーツは一緒。
宗教 キリスト教58%(大体カトリックとプロテスタント)、伝統宗教、イスラム教。
気候 熱帯、雪は降らない。11月から4月まで:暑さと雨(温度:20~33)、5月から10月まで:涼しい(5~19)。
食べ物 米を食べるのが世界一、他に:牛肉、豚肉、鳥肉、魚、やさい、豆、果物など。
公用通貨 アリアリ、1円=19アリアリ
取れるもの バニラ(世界一)、海老、ラフィア、コーヒ、果物、砂糖、鉱石。
- 中学校社会科との関わり
マダガスカルは、東アフリカの東南に位置するインド洋上にある島国で、世界地図の中でも大変特徴があるため、授業で国自体を学ぶことはめったにないが、中学生社会科の地理分野の世界の国々のところで世界地図で穴埋め問題にされていることが多い。 また、2005年にマダガスカルというアニメーション映画が出された。ドリームワークスの作品で、ニューヨークの動物園から逃げ出した4頭の動物たちが繰り広げるコメディである。日本でも上映され、主役を玉木宏が吹き替えたことから話題になったため、授業などでも使える情報ではないかと思う。
- フランスとマダガスカル
公用語としてフランス語が使われているのは、フランスの植民地であった期間が長かったためだろう。マダガスカルは、16世紀にポルトガル人に発見され、ポルトガル人が植民しようとしたものの,結局失敗に終わった。そして、その後フランス人がやってきて、1642年にフランソワ・ジャック・プロニスが島南東部のフォール・ドーファンに町を築いた。マダガスカル統一の機運が高まってきたのは、18世紀頃からである。1895年9月30日に首都タナナリブがフランス軍に制圧され,1896年8月6日正式にフランスの植民地となった。植民地にされたマダガスカルではあったが,独立の気運は徐々に盛り上がり,第2次世界大戦後の経済混乱を機に運動は一気に燃え上がった.1947年には東海岸を中心に暴動が起こり、鎮圧されたものの,その後も運動は続き、1956年には行政権の一部を取り戻し,1960年6月26日に独立宣言が出され,正式に独立した。 独立後のマダガスカルはフランスの影響を排し,1975年からは社会主義体制となったが,1990年代に世界的な社会主義の行き詰まりのなか再び自由主義に戻り現在に至っている.
- URL
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%80%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AB
http://www.mofa.go.jp/MOFAJ/area/madagascar/index.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008113002000092.html