群馬県

出典: Jinkawiki

2009年1月27日 (火) 15:39 の版; 最新版を表示
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群馬県は関東地方の北西部に位置し、東は栃木県、西は長野県、南は埼玉県、そして北は新潟県・福島県と接する内陸県である。東西95.9km、南北119.14kmに及び、輪郭は鶴が両翼を広げて舞う姿にたとえられ、首の部分は細長く東南方にのびている。面積は、6355.61平方kmで全国第21位の広さであるが、全面積の3分の2は標高500m以上の丘陵地と山地である。       日本列島全体から見ると、北海道北端と九州南端のそれぞれからの群馬県までの距離は約1000kmであり、太平洋岸と日本海側から等距離にある。そのため、群馬県は日本列島の中央に位置しているとされ、渋川市が日本の真ん中であると地元では言われている。県庁所在地は、前橋市。

気候

東・北・西の三方を山でふさがれているため、気温の較差が大きく、年間降水量は比較的少ない。県南東部の低地では気候は温暖で、冬乾燥・夏多湿の典型的な関東平野型であるが、全体的には内陸型の気候である。そのほかに、冬季に平野部で吹く北西の強い季節風である「上州の空っ風」や関東地方の中で最も高い発生率の雷などが特徴としてあげられる。

産業

群馬県における産業の代表的なものに、養蚕業がある。養蚕は米作または米麦作と組み合わされて行われ、一般的に春蚕・夏蚕・初秋蚕・晩秋蚕の年4回になっている。

   全国の養蚕業の中で顕著な地位を占めるようになったのは近世以来であるが、その中でも特に、第2次世界大戦の稚蚕共同飼育と条桑育の普及、大規模経営をはじめとする技術革新の影響が大きかったとされる。現在の収繭量は日本一であり、その量は全国の4分の1以上を占めている。


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