白川郷

出典: Jinkawiki

白川郷および五箇山の合掌造り集落は、岐阜県北部と富山県南部の飛騨山地にある。 飛騨山地は豪雪地帯であり、白川郷の合掌造り集落は、そこで暮らす大家族の共同労働と地域生活を組み込んだ茅葺の家屋が象徴的である。 自然との共生、長い間の人々の知恵が生んだ独特の山里景観が評価され、1995年に世界遺産(都市・集落の文化遺産)として、ユネスコに登録された。 しかし、日本経済の発展の影響を受け、村人が流出し多くの合掌造りが廃屋となった。

参考文献

奈良大学文学部世界遺産を考える会(編)　鎌田道隆(著)　2000　世界遺産学を学ぶ人のために　世界思想社