ドント式

出典: Jinkawiki

2009年1月31日 (土) 09:40 の版; 最新版を表示
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「ドント式」とは、比例代表制における議席配分の計算方法の一つ。 ベルギーの法学者ドントが提唱し、1900年のベルギー下院議員選挙から採用されている。 現在、日本の衆議院議員選挙、参議院議員選挙でも採用。

各政党の総得票数をそれぞれ1、2、3、4、という正数で順次割っていき、割った得票数の大きい政党順に議席を配分する。 得票数の多い政党にも少ない政党にも、比較的公平に議席を割り当てられるのが特徴。 1票の重みが大きくなってくる。


ドント式の計算例

http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/senkyo/mame.htmlから抜粋)

定数が6人で、投票の結果、各党の得票数がA党4,200票、B党3,200票、C党2,000票とした場合、当選者は次のように決められる。 名簿届出政党名 A党 B党 C党 名簿登載者数 4人 3人 2人 得票総数 4,200票 3,200票 2,000票

1で割る ① 4,200 ② 3,200 ④ 2,000 2で割る ③ 2,100 ⑤ 1,600 1,000 3で割る ⑥ 1,400 1,066.7 ― 4で割る 1,050 ― ―

当選人数 3人 2人 1人


各政党の得票総数を1、2、3・・・の整数で名簿登載者数まで順番に割っていく。 【A党の場合(名簿登載者数4人)】 A党の得票総数4,200を 1で割ると → 4,200 2で割ると → 2,100 3で割ると → 1,400 4で割ると → 1,050


計算した結果、その数値の大きい順に議席が配分され、各政党の当選人数が決まる。 (計算の結果、A党3人、B党2人、C党1人。)


当選人の決定方法 衆議院選挙の場合、各政党が定めた当選人となるべき順位により当選人が決まる。 参議院選挙の場合 、候補者の得票数の多い順により当選人が決まる。




参考

http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_dictionary/0806/0806030663/1.php

http://www.pref.shimane.jp/section/senkyo/sousenkyo/syugi/dont.html


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