通所サービス
出典: Jinkawiki
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通所介護とは
施設に通って利用できるサービスのことを、デイサービス(通所介護)とデイケア(通所リハビリテーション)とがあり、それらを合わせて通所サービスと言う。また、要介護度によって、要介護の方が利用できる「介護サービス」、要支援の方が利用できる「介護予防サービス」に分かれている。介護サービスの費用は1回当りの単価、介護予防サービスの費用は1ヶ月当りの単価で計算します。また、利用回数も要介護度ごとの支給限度額に応じて異なっている。
車椅子に対応したリフトバスなどの送迎もつき、外出するのが難しくなってきた人のリフレッシュや介護する人のリフレッシュや介護する家族の息抜き(レスパイト・ケア)にも利用されている。
デイケア
老人保健法に基づき、痴呆等の精神障害を有する患者さんまたは脳血管疾患に起因する運動障害を有する患者さんの心身機能回復・維持の目的で医療機関が行うサービスと、在宅の寝たきり老人などやその家族に対する支援のため老人保健施設が行うサービスである。医療機関のデイケアの基準はスタッフには医師、専従する理学療法士、作業療法士、または経験を有する看護婦が必要になる。患者さん1人あたり標準4時間の介護サービス、リハビリ、食事サービスなど行い、送迎サービスもあり、老人保健診療費より医療機関に支払われる。送迎がある場合710点(7100円)、ない場合510点(5100円)となっている。老人保健施設のデイケアは入浴サービスなどもあり施設療養費から支払われ、送迎有り9930円、なし7450円です。食事、入浴、娯楽費は実費となる。
デイサービス
通所介護のことをいい、老人福祉法に基づき在宅の虚弱老人、寝たきり老人などに対し、自立生活の助長、心身機能の維持、向上を目的で自治体や社会福祉法人が行うサービスのことをいう。特別養護老人ホームのサービスなどはこれに当たる。医師は不要で寮母、生活指導員、看護婦、運転手などが必要となる。要するにデイケア、デイサービスの違いは、運営している母体の違いとと監督法律が違うということでデイケアではリハビリをして、デイサービスは日常の生活援助が主になると言うことである。
参考文献:『社会福祉士講座2老人福祉論』福祉士養成講座編集委員会 中央法規 2007
『社会福祉小六法』ミネルヴァ書房 2007
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