アスベスト2
出典: Jinkawiki
アスベストとは
アスベストは石綿(いしわた、せきめん)とも呼ばれる。石綿という名前のとうり、綿もように柔らかな繊維だが、鉱物の一種で、火でくべても燃えない。アスベストという言葉は「消すことができない」、「永遠不滅の」というギリシャ語に来している。 アスベストは天然の鉱物繊維である。火山から噴き出た溶岩が、特殊な条件のもとで熱水などと作用すると、アスベストの結晶が繊維状に成長していく。アスベスト一本の繊維の太さは髪の毛の5000分の1くらいである。熱や薬品に強く磨耗に耐える。とくに、白石綿は「ピアノ線より強い」と言われるほど切れにくく、紡いで織ることもでき、安いため、一時は「奇跡の鉱物」、「天然の贈り物」と呼ばれさまざまな用途に使われた。
アスベストの種類
アスベスト(石綿)
A 蛇紋石族 a クリソタイル(白石綿)
B 角閃石族
b クロシドライト(青石綿)
c アモサイト(茶石綿)
d アンソフェライト(直閃石)
e トレモライト(透閃石)
f アクチノライト(緑閃石)