日本の常識は非常識?
出典: Jinkawiki
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私が気になったことは、世界の文化と日本の文化とではどのような違いがあるのかということである。そのことを日常のちょっとしたところに目を向けて考えていきたい。 まず、お会計の場面から考えてみたい。 日本のお会計というか、明細についてである。日本人には注文した後にくる明細をチェックするという習慣がない。私も何かを頼んだ後にくる明細をいちいちチェックなどはしない。しかし、海外では、注文した品とお会計や伝票に書かれている品が一致しないときがよくあるらしい。それは、店の売上を上げるのはもちろん、故意ではなく単に計算違いやミスタイプであるときもある。それは様々だが、明細をチェックしていないと余計に料金を支払うことになってしまう。日本ではあまりないと思うが、海外に行った際は気をつけなくてはいけない。 次にタクシーのドアについてである。 日本では、タクシーのドアといえば自動に開くというイメージがあるが、海外ではタクシーのドアは自動では開かない。自分で開けるしかないのである。だから、日本の習慣でタクシーの前に立ってもドアが開かず、ドアの前に立ちつくしてしまうというケースが多いという。ちなみにヨーロッパのフランスやオーストリアなどでは電車のドアですら自分で開けるというのだから、日本の自動扉は素晴らしいと思う。 続いてはおしぼりについてである。 日本においては席に着くとおしぼりと水は何をしないでも持ってきてもらえる。 しかし、海外においては水はタダではない。そしておしぼりにおいても国によっては有料というのだから日本に住んでいる自分にとっては驚きである。 最後に、これは一般的に知られていることであるが、日本人はスパゲティの食べ方が下手らしい。どうしてもそば、うどん、ラーメンのように音を立てて食べてしまう。 欧米人はこれを見て驚くという。一口分を、音を立てないようにして食べないと、マナーに厳しい欧米の人たちは嫌悪感でいっぱいになってしまうだろう。 このように日常の些細なことでもいろいろと相違点がたくさんある。おそらく探せば探す分だけ違いがあると思う。しかし、これらのことは違うからといってどっちが悪いというわけではない。日本には日本の文化、やり方があり、同様に世界の国々にはそれぞれの文化、やり方がある。ただ、海外に行ったとき、気をつけなければいけないということである。いろいろな話があり、検索しながら楽しめた。