リカード
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1772年4月19日‐1823年9月11日 自由貿易を擁護する理論を唱えたイギリスの経済学者
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生涯
オランダからイギリスに帰化したユダヤ人の証券取引業者の17人兄弟の3番目としてロンドンで生まれた。11歳~13歳にかけてアムステルダムの伯父のもとで商業見習いをし、帰国後、父の仕事に従事した。20歳の時、クェーカー教徒の娘と結婚したことを契機に、父母からもユダヤ人社会からも離れ、ユニテリアンの宗派に属するとともに、独立した証券取引業者となった。独立後は公債取引などに成功し、イギリスで屈指の証券業者となり、余暇を利用して数学、科学、地質学など自然科学の研究を行うようになった。
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思想
リカードは1799年に出版されたアダム・スミスの「国富論」を読み、経済学に興味に興味をもつようになった。その少し前の1797年にイングランド銀行が金本位制を停止し不換紙幣の増発からインフレーションを招来することになったが、これについて1810年にリカードは「地金の価値高騰について‐紙幣暴落の証明」という小論を発表、貨幣数量説に立って、金本位制への復帰を主張した。
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比較優位論
リカードは、外国との貿易こそが互いを「WIN‐WIN」の関係にさせるものとして率先的に自由貿易を行うことを主張している。そこでリカードは「比較優位」という考え方を独自の自由貿易論の中で展開した。 これは互いに競争関係のある輸出品目において、外国に対して生産性の低い部門があったとしても、比較優位に立てる。という理屈である。
参考URL
Wikipedia
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