トリプトファン事件

出典: Jinkawiki

1,トリプトファン事件とは 　昭和電工が作った遺伝子組み換え食品のなかに不純物が含まれており、38人の死者、何千人もの被害者を出した事件である。今でも昭和電工が証拠を廃棄してしまったため真相のすべてはわかっていない。調査の中で食品の中に60種類もの不純物が含まれていたことが分かっている。この事件が起きてしまった原因は精製をきちんとすること、製品の毒性検査をすることの二つのどちらかを怠ってしまったことである。この事件は主にアメリカで起きたのだが、貿易赤字を減らすために日本の製造物・食品は危険であることを証明するために事件を利用したのではないかともいわれている。

２,トリプトファンとは 　トリプトファンとは必須アミノ酸の一種で体内でセロトニンやメラトニンの物質の材料となる。そのためトリプトファンが減少すると気分が落ち込みうつ病を起こしたり、寝つきが悪くなり不眠症などの症状が現れる。肉・魚・豆などに多く含まれている。トリプトファンは体内で作り出すことが出来ないため、食品から摂取するしかないのである。そのほかにも肥満の抑制や肌荒れの改善や筋肉の増強にも影響を与えるといわれている。

参考文献 ・https://www.human-sb.com/tryptophan/ ・http://www.nagoyaseikatsuclub.com/essay/syokuhinnzyouhou/027.html

作成者　りんご