ナオミ・クライン

出典: Jinkawiki

人物・来歴

1970年、モントリオールのユダヤ人活動家の家に生まれる。ジャーナリストとしての活動は、トロント大学在学中に学生新聞の編集長を務めたところから始まる。1999年に『ブランドなんか、いらない』を発表し、反グローバリゼーションにおけるマニフェストとしての評価を受け、クラインの名は一躍、世界にとどろく。続いて2002年には『貧困と不正を生む資本主義を潰せ』を刊行。名声を確立した。雑誌・新聞への寄稿も数多い。さらに、結婚相手のカナダ人テレビジャーナリストのアヴィ・ルイス(Avi Lewis)とは、共同でドキュメンタリー映画を作成している。


主張

・『ブランドなんか、いらない』では、クラインがナイキ社をあまりに辛辣に批判したために、同社から正式のコメントが出されるまでになった(ナイキとしては異例 の対応)。 ・「フリードマン理論に対するウォール街の崩壊」は、「独裁主義的な共産主義に対するベルリンの壁崩壊」に匹敵するとしている。

著書

・No Logo: Taking Aim at the Brand Bullies, (A. A. Knopf Canada, 2000).  松島聖子訳『ブランドなんか、いらない――搾取で巨大化する大企業の非情』(はまの出版, 2001年/新版, 大月書店, 2009年) ・Fences and Windows: Dispatches from the Front Lines of the Globalization Debate, (Flamingo, 2002).  松島聖子訳『貧困と不正を生む資本主義を潰せ――企業によるグローバル化の悪を糾弾する』(はまの出版, 2003年) ・The Shock Doctrine: the Rise of Disaster Capitalism. (Metropolitan Books, 2007). ISBN 0805079831  『ショック・ドクトリン――惨事便乗型資本主義の正体を暴く』、上下巻、幾島幸子・村上由見子訳、岩波書店、2011年 ISBN 9784000234931(上巻)、 ISBN    9784000234948(下巻)

参考資料 ウィキペディアウィキペディア

HN.14


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