山本作兵衛
出典: Jinkawiki
山本作兵衛とは
福岡県出身、1892年5月17日生まれで1984年まで存在した人物。7歳ごろから炭鉱で働き始め、60歳を過ぎてから、自分が生きた炭鉱町での暮らしを孫たちに伝えたいと考えて、墨や水彩で当時の様子を描き始めた。石炭を掘る坑内での過酷な労働や炭鉱町の生活風景ばかりでなく、ユニークな風習や祭り、子供たちの遊びなどいろいろなモチーフを採り上げ、1千枚以上の作品を残した。
代表作
・筑豊炭坑絵巻
・立ち掘り
・低層 先山後山
・サキヤマ・アトヤマ
・バッテラ
・ヤマの盆踊り
国内初の世界遺産
世界の人々の営みを登録した歴史的文書などの保存と振興を目指すユネスコの「世界記憶遺産」に福岡県田川市などが所有・保管する炭鉱記録画家、山本作兵衛の絵画や日記などが登録された。イギリスのマンチェスターで開かれた国際諮問委員会を経て、ユネスコ事務局長が承認し、世界遺産への登録が実現した。
参考文献
・「ジュニアアエラ」keywords of the news 2011 1月号 ・http://www.asahi.com/culture/update/0525/SEB201105250050.html 2月10日閲覧
SHIN