虹
出典: Jinkawiki
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虹について
虹は雨が止んだ直後や雨が降っていても日光の光が差し込んでくるときに太陽の方向と反対側に見られる。虹の大きさは太陽の高度によって決まり、夕方、朝方の高度が低いときには大きく見え、逆に昼の高度が高いときには比較的小さく見える。光は異なる物質を通過するときに少し曲がる性質をもち、それを屈折という。太陽の光は白く見えるが、実際は青や黄などの光の集まりであり、それぞれの色の光は屈折率(光の曲がり具合)が違う。虹は小さな雨粒により太陽光線が屈折して、それぞれの色が屈折率の違いにより分かれ、カラフルに見える。光は赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の順に屈折率は小さくなる。太陽光は二回屈折することがあり、虹が同時に二つ見えることがある。赤が高い位置にある虹を主虹といい、紫が高い位置にある虹を副虹という。
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世界での虹
虹は日本では先ほど述べた通りに赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の七色といわれているが、世界によっては五色や三色であるという国もある。虹が七色だというのはニュートンが提唱したものが日本の教育で教えられ定着した。世界での虹の色の数の違いを紹介すると、アフリカのアル部族八色、韓国・オランダ七色、アメリカ・イギリス六色、フランス・ドイツ・中国五色、東南アジア諸国四色、台湾のブヌン族・アフリカのショナ語族三色、南アジアのバイガ族・アフリカのバザ語族二色などである。言語や国の違いにより虹の色の数のとらえ方はさまざまである。
参考 http://www.jma-net.go.jp/matsue/chisiki/column/phenomena/rainbow.html http://www.k3.dion.ne.jp/~kazu-tak/colum/niji.html