ちびくろサンボ5
出典: Jinkawiki
ちびくろサンボ
元々はイギリスの作家ヘレン＝ワトソン＝バナーマンが自身の子供のために 執筆していた絵本。1889年にイギリスで出版されたのが最初。 日本では昭和初期に、雑誌“コドモノクニ”で紹介されて以来、人気を博した。 しかし、長い間、各国で幅広い支持を得ながら、 日本国内で “黒人差別を助長する”として、1988年に絶版に追いやられてしまった。 あらすじは以下の通り。
あるところにサンボという男の子がいました。
サンボはある日、お父さんお母さんから素敵な服を貰い、それを着込んで散歩に出かけてゆきました。
ところが、次々と恐ろしい虎がやって来て
「お前の服をよこせ。さもないと喰ってしまうぞ」とサンボを脅しました。
仕方なくサンボは次々と服を虎に渡し、ついには裸になってしまいました。
しかし、サンボから服を取り上げた虎たちは、お互いに自分の手に入れたものが一番だと主張して譲らず、
ついにはケンカを始めました。虎たちはお互いに追い駆けっこをしてグルグル回っているうちに、
ついには溶けてバターになってしまいました。
こうしてサンボは、自分の服を取り返すと共に、たっぷりのバターを手に入れましたとさ。めでたしめでたし。
この作品が、果たして黒人差別に繋がるのか否かは、
現在でも結論がつかない話題の一つである。
参照URL
『ちびくろサンボ』の復刻を考える http://www.asahi-net.or.jp/~BE4H-OOSM/
腰原伊織という者がいる http://plaza.harmonix.ne.jp/~iwori
