アメリカの入試制度

出典: Jinkawiki

 アメリカでは大学入学についての統一的な規定はなく、各大学の定めた入学要件にしたがって入学者の決定が行われている。しかし、ほとんどの大学がSATⅠ、ACTの受験を義務づけている。 SATⅠは、 言語領域と数理領域の2領域のテストであり、大学進学後の学業上の成功の可能性を評価するものである。回答はマークシートによる多肢選択方式である。 テストは全国一斉に実施され、受験資格及び受験回数に制限はなく、自分の目標の点数が取れるまで、何度でも受験することができる。そのため、年間の受験者数は200万人を超えている。ACTは、英語(45分)、数学(60分)、読解(35分)、科学的推論(35分)の4領域のテストであり、ハイスクールにおける学習の成果を測定するものである。回答はマークシートによる多肢選択方式である。 こちらもテストは全国一斉に実施され、受験資格及び受験回数に制限はなく、年間の受験者数は約100万人を超えている。 このようなテストの結果に、願書、ハイスクールの学業成績、ハイスクールからの推薦状、小論文などをその大学の必要によって提出する。中には面接を設ける大学もある。そのような審査の結果、大学入学が決まる。


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