エスペラント語

出典: Jinkawiki

LLザメンホフによって考案された国際語。エスペラントという名は、「希望を持つもの」という意味であり、ザメンホフがその最初の著作「国際語」LingvoInternacia(1887)で用いたペンネームであった。その後ザメンホフは、聖書や多くの文学作品をエスペラントに訳し、1905年には「エスペラントの基礎」Fundamento de Esperantoを出版して、その言語の構造の原則を示した。この原則は現在も変わることなく続いている。08年に創立された国際エスペラント協会が使用を推進しており、この協会は116カ国に会員を持っていて、本部はロッテルダムにある。使用人口は確定されないが、国際間の文通や学術協力ばかりでなく商業や観光事業にも使用され、100以上の雑誌が刊行され、20ほどの局から定期的に放送が行われていて、人口国際語のなかでは第一の勢力を持っている。詩や小説などの文学作品も多く書かれている。学びやすいように言語構造は簡単につくられていて、音韻的には、5つの母音(i,e,a,o,u)21の子音(p,b,t,d,k,g,c,c^,g^,f,v,s,z,s^,j^,h,h^,l,r,m,n)2つの半母音(j,u^)を持ち、語アクセントは最後から2つ目の音節にある。品詞によって語尾が異なり(例:名詞はーo、形容詞はーa,副詞はーe),名詞は単・複(-j)の2格を持ち、動詞は3時制(現在ーas,過去ーis,未来-os)が語尾で区別される直説法のほかに、-iで終わる不定法、-uで終わる命令形、-usで終わる条件法、6つの分詞がある。接辞によって派生語が規則的にできるようになっている。

情報は下記のものから引用:ブリタリカ国際大百科事典

ハンドル名:かめ


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