カンボジアの女子教育 サマキクマール
出典: Jinkawiki
カンボジアでは、基礎教育に力を入れています。しかし、未だ、小学校の就学率は90.1%、高校の就学率は8.1%です。特に男女の格差は高学年になるほど広がり、高校の女子就学率は6.6%、男子の就学率よりも2.9%低くなっています。 そのため、ここでは就学年齢にある女子が教育を受ける機会を得る、あるいは就学を続けることができるよう、家庭、学校、地域全体が教育に対する理解・関心を持ち、女子教育を支援する環境づくりをおこなっています。
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女子への教育の機会の提供
退学率の高い小学校高学年において、経済的に貧しい家庭の女子を対象に、奨学制度を設けて学費を負担したり、寄宿舎での生活を支援したりしています。また、退学せざるを得なかった女子、および就学したことがない女子に対しては、識字教室など学校外での教育の場を提供しています。
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女子が置かれている社会構造および地域の人々の女子教育に対する意識・行動の変革
地域の人々が、教育に対する理解・関心を高めてもらうために、意識向上のワークショップなどを実施しています。意識の変化を行動の変化へとつなげるために、地域の人々が女子教育問題を共有し、自ら対応策を考え、実践するための計画作りに取り組んでいます。また、地方行政に対して、女子教育を地域開発計画に盛り込むようはたらきかけることで、制度的な改善をはかっています。
参考資料
http://www.careintjp.org/internationaljapan/internationaljapan-ca_1.html