チャンプ
出典: Jinkawiki
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概要
アメリカのシャンプレーン湖に住む怪物のこと。アメリカ版ネッシーと呼ばれることもあり、古典UMAの一つでる。シャンプレーン湖は細長い形状こそネス湖に似ていますが、周囲200キロメートルとネス湖の約16倍の表面積をもつ巨大な湖である。ただし、平均水深はネス湖が約130メートルあるのに対し、シャンプレーン湖は19.5メートルと浅く、最大水深もネス湖の平均水深にも及ばない120メートルほどである。隠れる場所が少ないという点から存在が危ぶまれている。 シャンプレーン湖はフランスの探検家、サミュエル・ド・シャンプレーン (サミエル・ド・シャンプラン) にちなんで命名された。
彼は1609年、体長3メートルほどの巨大魚 "シャウザルー" がシャンプレーン湖にいることを先住民族から聞き、実際に彼自身、大きな魚を目撃した。サミュエルが目撃した巨大魚は1.5メートルほどで、銀灰色の非常に堅い鱗 (うろこ) で全身が覆われており、体長の半分が頭部で細かく鋭い歯がぎっしりと並んでいたと、記している。サミュエルが目撃したのはおそらくチョウザメであるといわれているが、アリゲーターガーなど、ガーパイクの一種の可能性もある。
残念ながらサミュエルは、このシャウザルーを目撃したのと同じ年にネイティブ・アメリカンのイロコイ族に襲われ命を落とした。
チャンプの正体としてはチョウザメの誤認説が最も有名であり、シャンプレーン湖の広さなどを踏まえても存在の可能性は低いとされている。
(kuma)