フィリピノ語
出典: Jinkawiki
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フィリピノ語
フィリピンにおける8大言語の1つ、マニラを中心とする中央ルソンに土着しているタガログ語(Tagalog) を基礎として
フィリピン諸語が共有し得る語彙を取り入れつつ、フィリピン共和国での全国民的な標準語となりつつある。
1987年に制定された新憲法でもこれを母語とすることが謳われていて、主として学校教育やマスメディアの場で普及が図られる。
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特徴
アルファベットが使われていて、発音もローマ字読みでほとんど問題はない。
そのため、日本人のような外国人にも抵抗があまりなく読むことができる。
スペイン語と英語の影響を強く受けており、文法的にはカタログ後をほとんど踏襲しているが、
単語レベルではスペイン語や英語の単語がかなり含まれている。
語根につけてさまざまな品詞を派生させる接辞が多いが、会話中ではこの接辞を省略することが多い。
語順は、「述語+主語」と主語の部分が通常後ろに置かれる。
しかし実際の会話では、状況によってこの語順は逆になることもある。
単語と単語、句と句を結ぶリンカーの存在や、動詞の焦点や相などの複雑なルールがある。
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参考文献
- ゼロから話せるフィリピノ語 会話中心 澤田公伸 著/ 下平英輝 著
- CDエクスプレス フィリピノ語 津田守/ロサリオ・ユー 著