ワーク・ライフ・バランス

出典: Jinkawiki

目次

概要

仕事やそれ以外のバランスがほどよくとれていること。こうしたバランスをとることは心身ともに健康であることにもつながる。


必要性

バブル崩壊に続き不景気や国内外の競争の激化の影響もあり、非正規社員などの不安定な雇用の増加や正規雇用者の長時間労働などの問題により、[|ワークライフコンフリクト]が生じている。


メリット

ワークライフバランスが実現すれば、正規雇用者の生活の余裕ができ労働生産性も伸び、仕事に対する意欲の向上・人材確保に繋がるだけでなく、女性の進出も図ることができる。 企業の競争率の強化にも繋がるので積極的に取り組んでいくべき問題である。


外国での取り組み

欧州委員会はワークライフバランスを改善することで、それが欧州の成長・戦略・雇用戦略の中核をなすようになると考えている。ワークライフバランスのライフの部分は個人のライフというより、家族、特に女性に対するライフを指すというニュアンスが強いと言える。 ところが、スウェーデンでは労働者個人に血する施策のみでワークライフバランスが実現されてきた。それは強固な労使関係システムの基盤があり、施策の舵取りを労使に任せておけたからである。


注意

その人その人によってワーク・ライフ・バランスは違う。仕事中心の生活で満足している人はそれはそれでワーク・ライフ・バランスが取れていると言える。


参考

「ワークライフバランス」に対する三つの誤解
http://www.president.co.jp/pre/backnumber/2007/20070903/2868/1282/
ワーク・ライフ・バランスの必要性について
http://wwwa.cao.go.jp/wlb/government/top/change/k_1/pdf/s6.pdf
海外ではワーク・ライフ・バランスをどう支援しているか ーフランス・ドイツ・スウェーデン・イギリス・アメリカの支援策比較
http://www.jil.go.jp/foreign/labor_system/2011_5/wlb_01.html

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