国連気候変動枠組条約

出典: Jinkawiki

国連気候変動枠組条約とは

 地球温暖化の対策をするために、1992年に結んだ、世界が大気中の温室効果ガスの濃度を安定させることを究極の目標とした条約である。

国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)

 この条約に基づいて、1995年から毎年、気候変動枠組条約締約国会議という会議が開催されている。この会議の経緯としては、1997年に開催された3回目の会議で、温室効果ガスを2008年から2012年の5年間で1990年に比べて日本は6%、アメリカは7%、EUは8%削減するという目標を明確に定めた「京都議定書」に合意した。しかし、2008年から2012年の第一約束期間ではアメリカを除く多くの先進国が参加したが、2013年から2020年の第二約束期間では第一約束期間に参加した多くの国が不参加となり、EUとオーストラリアのみの参加となってしまった。昨年の12月に開催された20回目の会議では、京都議定書で削減義務の対象外とされていた国も発展を遂げてきたため、全世界規模で温室効果ガスの削減をしていく必要があると考えられ、地球の気温上昇を工業化以前から2度未満に抑えるための温暖化対策として、全ての締約国に自分の国の削減目標を求める「リマ要請」というものに合意した。

参考文献

http://www.env.go.jp/earth/ondanka/cop.html

http://eumag.jp/behind/d0115/

ハンドルネーム:トトロ


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