外国人労働者6

出典: Jinkawiki

外国人労働者の問題

 外国人労働者とは高賃金の取得という経済的理由にもとづき国外から移住してきた出稼労働者をその受入国で呼ぶ名称。滞在は短期間で、恒久的に滞在し国籍の変更を伴う移民と区別される。経済のグローバル化、各国からの労働市場の解放要求などを背景に、日本で働く外国人労働者の数は年々増え続けている。日本語や日本の労働慣行に習熟していないことなどから、その就労にあたってさまざまなトラブルも生じてきている。外国人労働者の多様化が進むと定住化も強まり、長期にわたって居住している日系人を中心に、外国人が日本人と共生するなかで、教育問題、言語問題、医療問題、文化の相違など様々な問題が表面化している。また、このように外国人が増加することによって、犯罪という問題も浮き彫りになる。統計では外国人の犯罪率は高いが、「外国人は犯罪を起こすのではないか」という固定概念が日本人には強いとも考えられる。日本人の態度もどうあるべきかが問われている。外国人に対して開放的であるべきなのか、安い賃金で単純労働をする外国人を受け入れていることに賛成かどうかなどがある。  

参考文献

日本政府の外国政策 www.kisc.meiji.ac.jp/~yamawaki/vision/policies.htm


  人間科学大事典

    ---50音の分類リンク---
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                          
                  
          

  構成