日本の南北問題
出典: Jinkawiki
南北問題とは、1960年代に入って指摘された先進資本国と発展途上国の経済格差とその是正をめぐる問題。豊かな国が世界地図上の北側に、貧しい国が南側に偏っていることから南北問題と呼ばれるのであるが、この南北問題について調べたところ世界規模ではなく日本国内でもその南北問題が起こっているようだ。今回は日本という身近な国からこの南北問題について考えた。 ではなぜ日本国内でも南北問題があると言われているのか。それは、都市部が大変に豊かな経済生活を送っており、農村部は、それに比較して格段の貧しくきびしい経済生活を行っているということがあるためである。 このような経済格差がある現状一体なにができるのか。それは農村部の町おこしなどの経済効果を狙っていくことである。実際農村部の町おこしの例として長野県川上村がある。長野県川上村は信州で最も不便で、白米は病人に食べさせるほどの貧しい荒れ果てた寒村であったが、高原野菜で日本一豊かな村になった。農協から農家までそれぞれが知恵を出し合い、費用を負担しながら、目標を一転集中、村民の一致団結が成功の秘訣のようだ。野菜は市場経済が支配する点に難しさがあるが、シェアを確保することにより市場価格を支配。情報を集めて戦略を構築したようである。 日本は高度経済成長期から第一産業から第三次産業へと推移していき現在は都市部と農村部とはっきりと分かれてしまった。日本の経済は都市部の第三次産業で賄われていると言っても過言ではない状況である。しかし長野県川上村の例を見て農村部の第一次産業がどのように経済に進出するかによってこの日本の南北問題は解決するのではないかと考えた。
出典 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E5%8C%97%E5%95%8F%E9%A1%8C
投稿者 alice