留学生
出典: Jinkawiki
アメリカの大学における日本人留学生は、他のアジアからの留学生のように、急激に増加し、それまでの3倍になった。その後、しばらくは日本人留学生の数はあまり変化はなかったが、最近になって減少してきていて、人数でいえばおよそ35,000人である。国別順位では1位から4位に下降したが、これは、中国やインドからの留学生の数が急激に増加したという結果からいえる。
日本留学生の特徴としては、大学学部に留学する学生が大学院に留学する学生よりも圧倒的に割合が高いことがいえる。また、女性が男性よりもたくさん留学していることも挙げられる。これについては、以前は男性のほうが留学していたが、途中で男女比が逆転した。
日本人留学生の専攻分野は、他国からの留学生と比較して、多様な専攻分野を選んでいる。それは、社会科学、ビジネス、芸術、工学、人文科学などの分野である。
日本人のアメリカ留学の理由は、英語力を向上させるため、国際化に対応するため、アメリカの大学で学ぶという経験をするため、様々な人々と幅広い交流をするため、留学したことを仕事に役立たせるため、などが挙げられる。
最近では、大学院留学を希望する人の数が増加している一方、実際にアメリカの大学院に留学している人の数はそれほど増加していない。その理由として、経済的なことや、留学することの理由が漠然としているということなどが挙げられる。