窓ぎわのトットちゃん

出典: Jinkawiki

あらすじ

 トットちゃんが最初に入学した学校で、教室の机のふたをパタパタ開け閉めしたり、窓ぎわでチンドン屋さんを待っていたりと、好奇心が旺盛なのだが、それが先生の迷惑となり問題児扱いされてしまう。最終的には小学校1年生で退学させられてしまう。そして新たに「トモエ学園」というユニークな教育方法(リトミック、電車を利用した教室など)を持つ学校に転校することとなる。  校長先生である小林宗作の「君は、本当は、いい子なんだよ」という言葉によって、今まで疎外感を感じていたトットちゃんは元気づけられるのであった。そのトモエ学園での生活や人間関係がノンフィクションで描かれている。


トモエ学園

 かつて東京都目黒区自由が丘にあった私立幼稚園・小学校(旧制)。リトミック教育を日本で初めて実戦的に取り入れた学校である。新教育運動の影響で生まれた学校の1つである。  現在、大阪市枚方市に本部を置く、学校法人トモエ学園とは異なる。


リトミック教育

リトミック教育とは、今から100年くらい前、スイスの作曲家エミール・ジャック・ダルクローズによって考案された、リトミックを教育に生かしたものである。  リトミックは音楽教育の中に身体表現を取り入れ、体験的に音楽を体で感じるものである。これによって、リズム感、集中力、反射神経がすぐれ、自由に動くことによって想像力、創造力が伸びていく。

参考 (2011.1.28現在) 黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』講談社 1981 http://kan-chan.stbbs.net/books/totto.html http://www.tomoe.ac.jp/ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A2%E3%82%A8%E5%AD%A6%E5%9C%92 http://dalcroze-rhythmic.com/


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