附け打ち(楽器)
出典: Jinkawiki
附け打ち(楽器)とは、もともとは歌舞伎の芝居や舞踊の時に、役者の動きや仕草などを強調するために使っているものを、演奏に取り入れたものである。ここで説明するのは、あくまでも楽器としての附け打ちである。
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奏法
奏法はいたって簡単で、床に座り、敷いてある附け板に附け木を打ちつけるだけである。しかし、打ちつけるときに垂直に打ちつけるように意識したり、附け木を握りすぎて音があまり鳴らなくならないようにしたりと、注意しなくてはならないことがある。また、慣れないうちは手や指を痛めることもあるので気をつけなくてはいけない。特に連打するときに痛めることが多い。
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音
附け打ちは、カンッと鋭い音がする。この音は、たたきつける速さや強さによって高い音になったり低い音になったりする。また、使用する附け木、附け板、附け板の下に敷く布や板などで、附け打ちは全く違った音に変化する。
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附け打ちの使用される楽曲
附け打ちは、主に吹奏楽曲に使用されることが多い。
白磁の月の輝宮夜/樽谷雅徳
斐伊川に流るるクシナダ姫の涙/樽谷雅徳
輪廻の八魂(やつだま) 〜仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌〜/樽谷雅徳
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参考文献
附け打ちについて http://www.shimanojou.jp/navi04.html
foster music http://www.fostermusic.jp/products/list54.html
(Dalbhat)