食について

出典: Jinkawiki

目次

食とは

食とは「生き物が自身の生命を維持するために、栄養素を含むものを体の中に取り入れること」である。命を維持するためには食べることが必ず必要となってくる。食べることは、栄養を獲得することで、健康的な生活のために必要な栄養が「日本人の栄養摂取基準」によって定められている。2010年に、栄養素などのエネルギーを含めて35種類(ビタミンが15種類、ミネラル等が15種類)と決められた。なかでも炭水化物・たんぱく質・脂肪が三大栄養素とされる。また、炭水化物・たんぱく質・脂質・無機質(ミネラル)・ビタミンの5つで五大栄養素とされている。食は人を含めた全ての動物が行っていて、植物や微生物でも栄養を取り入れる方法は異なるが、同じようなことをやっている。


世界の味覚

人は栄養を取る方法はどの人類も口から栄養を取り入れるという方法であり異なることはない。しかし、世界には様々な料理の種類ががあり、その味付けや見た目にも大きな違いがある。これは、地域ごとの人々の味覚の違いを大きく表している。人間の味覚には、同じ生き物でも個人差が生じておりその好みも人それぞれである。「おいしくない」「まずい」という表現は自分自身の好みに合わないことをただ表現しているだけであって、それを好んでいる人たちが存在するのは、「美味しい」と感じている人もいるということになる。


日本料理

日本料理は、とても心地よい自然の中で新鮮な食材が取れることが基盤となっている。このため、日本料理は「新鮮であり春夏秋冬の季節感」をもっとも重要なものとしている。日本料理は華美に飾りや味を混ぜる中華料理やフランス料理と違って素材自体の新鮮な味を引き立てるシンプルなものを求めている。味は一汁三菜を基盤として醤油やみそなどさっぱりとした味が好まれる。

代表的なもの:味噌汁、天ぷら、鮨、蕎麦など

 

中国料理

中国料理は「火と油」を芸術のベースにした料理で、食品の究極の旨さである発酵食品や大陸からの文化から取り入れた乾物を使用した技法を重要なものとしている。中華料理は食べ物の1つ1つに下味を付け、一気に油で仕上げる調理法である。甘い味、酸っぱい味、辛い味などの日本と違って様々な味が中国では好まれている。

代表的なもの:麻婆豆腐、青椒肉絲、酸辣湯など


フランス料理

フランス料理はソースをベースとして素材に合わせて味を計算し、美しく盛り付ける料理方法である。素材を計算しているということもありプロの味と感じることが多い。フランス料理はさっぱりとした味でこってりした触感や柔らかい触感で豪勢な味付けとなっている。

代表的なもの:グラタン、ラタトゥイユなど


食に関する問題点

世界中で食というものは誰でもかかわってくることであるが、世界とのやり取りの間でたくさんの問題がある。例えば、マクドナルドの商品に使われている材料は中国で製造されているが異物が混入していた。日本で混入したという疑いもあるが中国で混入していたら二国間の間でいがみ合いが起こってしまう。食は味の違いだけが関係しているのではなく、材料のやり取りもたくさん行われている。


参考文献

http://www.geocities.jp/shokunews/an-an/food/eat.htm

http://www.ntcweb.net/mikaku/

辻勲「専門料理全書 日本料理」、辻学園出版事業部、2005年3月31日7版

辻勲「専門料理全書 中国料理」、辻学園調理技術専門学校、1998年6月

辻勲「専門料理全書 フランス料理」、 辻学園調理技術専門学校、1998年8月

ハンドル名:blbl.3


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