911事件Ⅵ
出典: Jinkawiki
2001年9月11日アメリカ合衆国の東海岸で発生した大規模テロリズム事件の総称。同時多発テロともいう。ハイジャックされた旅客機の体当たり攻撃により約3000人の犠牲者を出し、政治や経済を大混乱に陥れた。11日午前9時ごろ、ニューヨークの世界貿易センター北棟と南棟にハイジャックされた旅客機2機が突入、両棟は10時30分までに相次いで倒壊し、救出活動中の消防士300人あまりを含むおよそ2800人が死亡または行方不明者を出した。さらに10時過ぎ、旅客機1機がペンシルバニア州ピッツバーグ近郊に墜落。この機は攻撃目標に向かう途中で乗客らの抵抗にあい墜落したとみられた。4機の乗客乗員計266人は全員死亡した。
オサマ・ビン・ラディンの陰謀説
アメリカのブッシュ政権は事件の首謀者をイスラム過激派指導者オサマ・ビン・ラディンと断定し、オサマ・ビン・ラディンに率いられたアル・カーイダの犯行と断定し、対テロ戦争を宣言。2001年10月7日、オサマ・ビン・ラディン一味が潜伏しているとみられるアフガニスタンへのNATO加盟国や中央アジア諸国や日本などの協力のもとに軍事攻撃を開始し、アフガニスタンでアル・カーイダをかくまったとされるタリバーンを2か月で制圧し、12月にはカルザイ政権による暫定行政機構を発足させた。ブッシュ政権は以後、反テロと大量破壊兵器の拡散防止を掲げ、2002年年頭教書ではイラク、イラン、北朝鮮を〈悪の枢軸〉と呼び、2003年にはイラク戦争を実行するに至った。なお、オサマ・ビン・ラディンは2004年10月中東の衛星テレビ、アルジャジーラが放映したビデオでこのテロの実行を明確に認めた。
疑問点
911事件が起こったことでブッシュ政権の支持率は非常に高まり、イラク戦争やイラン戦争のきっかけになった。そして、武器商人などは巨額の富を得た。アメリカに対してのメリットが非常に大きいことがわかる。ほかにも、ニューヨークやワシントンが攻撃されたにも関わらず要人の死者がほとんどいないので避難していたのではないか、ワールド・トレード・センター(WTC)ビルはあらかじめ爆弾が仕掛けられていたのではないか、米国防総省(ペンタゴン)ビルに衝突してできた穴は旅客機の大きさより小さすぎるのではないか、ハイジャックされた旅客機に対して通常米軍の戦闘機を緊急発信させて旅客機を補足したり撃墜させたりする体制を整えているのにも関わらずその行動がなぜ遅れたのか、など非常に多くの疑問が挙げられる。これはアメリカの公式な発表では説明できないものである。
参考文献
ブリタニカ国際百科事典 http://dot.asahi.com/world/w-general/2012092600508.html
ハンドル名:いも