MERS2

出典: Jinkawiki

目次

MERS

中東呼器症候群(MERS)は、、2012年に初めて確認されたウイルス性の感染症である。 原因となるのは、MERSコロナウイルスであり、SARS(重症急性呼吸症候群)とは異なる病気である。

MERSの症状

発熱、せき、息切れが発症し、下痢などの消化器症状を伴う場合もある。MERSに感染しても症状が現れない人や軽症の人もいる。 重症化する人は、高齢者、糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患のある人である。

MERSに感染する経緯

まだ、正確にはわかっていない。家族間や医療機関における患者間、患者との医療従事者間などの濃厚接触間での感染も報告されている。 主に、飛沫感染か接触による感染であると考えられている。 飛沫感染する季節性インフルエンザとして比較しても感染力は弱く、次々に人から人に感染することはない。

MERSの予防方法

咳、くしゃみなどの症状がある人の接触を避け、動物との接触も可能な限り避けることが重要である。 現在、MERSに対するワクチンや治療法はない。

主にどこで発生しているのか

中東地域やヨーロッパ(イタリア、イギリス、オーストリア、オランダ、ギリシャ、ドイツ、フランス、トルコ)

アフリカ(アルジェリア、エジプト。、チュニジア)、アジア(フィリピン、マレーシア、韓国、タイ)

これらは、中東地域への渡航歴のある人もしくは、その接触者が発症している。 中東地域等で感染し、日本入国後に発症する可能性もある。


参考文献

厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/mers_qa.html

MERSとは?感染率は低いけど致死率40パーセント http://www.huffingtonpost.jp/2015/06/03/what-is-mers_n_7499820.html


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