イラク戦争13

出典: Jinkawiki

 イラク戦争とは、アメリカ、イギリス両国がイラクに武力行使を行ったものである。表向きブッシュが開戦の理由としてあげたのは、①サダム・フセインの圧政から国民を開放し民主化すること。②フセインがアルカイダなどイスラムテロ組織を支援しているので、それを断ち切ること。③イラクが大量破壊兵器を保持しているので、それを破棄すること。であった。しかし、これらの理由はイラクへの進攻を正当化するためのでっちあげであったと言われている。そうまでして、アメリカ、イギリスの両国はなぜイラクに侵攻する必要があったのだろうか。このことについては様々な意見が飛び交っている。特に、  ●ブッシュ政権を動かすネオコン  ブッシュ政権は、「ネオコン(アメリカ型の民主主義を世界に広めることを国の目標にすべきで、そのためにはアメリカの強い軍事力を使うべきだと考える人々)」とよばれる人々によって動かされていたと言われる。ネオコンにはイスラエルとつながりのある人たちが多かったと考えられている。イスラエルという国がつくられたときに、イスラエルのまわりには、そんなイスラエルに敵意をもつ国がいくつもあり、そのひとつであるフセイン政権を倒し、イスラエルに敵対しない政権をつくることは、イスラエルにとってつごうのいいであった。そのために、ネオコンの人たちがイラクにアメリカが攻め込むように仕向けた。  ●石油  アメリカは、世界でいちばん石油を使っている国で、イラクは世界で最も多く石油を持っている国である。アメリカにとって、イラクでの石油の利権(石油を手に入れたり値段を決めたりできる力)を確保できることは非常に有利になることであった。なので、イラクに進攻し、イラクを勢力圏に置き、石油の利権を手に入れたかった。 この二つの説が多くみられた。

参考資料URL http://100.yahoo.co.jp/detail/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AF%E6%88%A6%E4%BA%89/ http://www5d.biglobe.ne.jp/~jikanwar/iraq/iraq2.htm


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