貧困5

出典: Jinkawiki

目次

概要 

国連開発計画では、貧困を「教育、仕事、食料、 保健医療、飲料水、住居、エネルギーなど最も基本的な物・サービスを手に入れられない状態のこと」と定義している。また、「貧困」の定義はひとつではなく、国や機関によってもさまざまである。もっとも一般的な定義に世界銀行の「1日1.25ドル未満で暮らす人の比率」(国際貧困ライン)があり、これはミレニアム開発目標の目標1「極度の貧困と飢餓の撲滅」(目標設定当時の国際貧困ラインは、1日1ドル未満)にも用いられています。また、貧困には、必要最低限の生活水準が 満たされていない状態の「絶対的貧困」、これに対して、ある地域社会の大多数よりも貧しい状態の「相対的貧困」もある。

 世界の貧困状態 

世界で八億四千万人以上が栄養不良の状態にある。・毎年六〇〇万人にのぼる五歳未満の幼児が栄養失調で死んでいる。・世界の人口の半分が一日二ドル未満で生活している。・発展途上国の子どもは一億人以上基礎教育を受けていない。・年に一千万以上の人が水不足でしんでいる。四千万人以上がエイズに感染している。などの世界では貧困によって被害を受けている。

今後の課題

貧困に対する募金やNGOなどの組織のボランティアなど昔にから比べると貧困に対する取り組みというのは進んできていると考える。しかし、まだ日本では貧困というのがあまり、どういうものなのかと実感していないと思う。貧困は外国だけでなく、日本でも七人に一人が貧困である。貧困原因とはチャールズ・ブースやシーボーム・ラウントリーらにより、個人的な能力や勤勉性といったものに起因するのではなく、失業、不規則労働、低賃金、病気などの社会的なものであると示している。だからこそ、これからも貧困対策の対応はひつようになる。

参考文献

世界の貧困(2005)ジェレミー・シーブルック 青土社 https://www.unicef.or.jp/kodomo/teacher/pdf/fo/fo_45.pdf


  人間科学大事典

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