銃社会の起源

出典: Jinkawiki

銃社会の起源


   

ヨーロッパにおいて清教徒と呼ばれる者たちは、迫害におびえる毎日であった。そのため、安住の地を求めてアメリカ大陸へやってきた。そこには先住民がおり、清教徒たちは恐れ、銃によって殺していった。そして1775年からは、自由を求めてイギリス人たちを銃で殺していくことになる。平穏な日々を求める白人(清教徒の名残り)たちは、アフリカ大陸から黒人奴隷を連れ、給料なしの労働を課すことによって世界一の資本を有する国になった。白人たちはそれによって安心した生活を送ることができたこといえば、それはなく、南部での黒人奴隷増加に恐れをなしていた。そして、黒人奴隷たちが反乱をおこすようになる。そのころ銃にも変化があり、今まではライフル銃が主流であったが、リボルバータイプで小型かつ何発も打てる銃(Samuel colt1836)が開発される。しかし、ちょうどその頃に南北戦争が終結。奴隷が解放され、白人たちはその奴隷たちによって仕返しをされるのではないかと思いこむようになる。黒人奴隷たちは平和に生きることを好んでいたが、白人はそれを信じることはできなかった。そのため、1865年、KKK(白人至上主義団体) と呼ばれる「黒人を懲らしめる」「しつけ直す」という理屈で行動し、必ずしも暴力行為を伴う訳ではないデモなどを基本としていた団体が設立される。また、それと同時に1871年、NRAと呼ばれる全米ライフル協会が設立される。そこで政治家は法律を作り、黒人の銃の所持を禁止とした。また1955年には、バスのシートに黒人が座ったことから問題が発生し、白人メインの世の中に黒人が権利を主張した。そして、白人は恐れをなして、身を守るために銃を所持し、白人だけの居住地域を作ることとなる。ここから、現在の銃社会が始まったとされている。また、銃社会と同時に白人・黒人の概念が生まれ、未だに人種差別の意識は根強く残っている。黒人が銃を持つとより強く、そして恐ろしく見えるために一時期は、銃の所有を白人のみとする時があった。


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