TOEFL

出典: Jinkawiki

TOEFLとは

TOEFLテスト(Test of English as a Foreign Language)は世界中で受験されている、英語運用能力テストのリーダー的存在である。1964年に、英語を母国語としない人々の英語力を測るテストとして、米国非営利教育団体であるEducational Testing Service(ETS)により開発された。高い信頼性のもと、40年以上にわたり客観的かつ正確な、世界で最も優れたアカデミックな英語テストとして常に注目を集めている。現在TOEFLテストは180ヵ国で実施され、そのスコアは、約165ヵ国、7000以上の機関で英語運用能力の証明として使われている。


世界中で実施されているTOEFLテストは、英語運用能力テストのグローバルスタンダードとなっている。TOEFLテストのスコアは、世界で通用するのである。海外での英語運用能力の証明に、留学先で出合った他国の友人との話題の種に、世界の中の自分の英語レベルを知るために、国際基準のTOEFLテストは活用されている。アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアなど世界中の大学が、英語を母国語としない入学申請者に対してTOEFLテストのスコアの提出を要求しているのに加え、各種政府機関、奨学金プログラムなどでもスコアを利用しているほか、日本国内でも学内単位認定や、入試優遇、海外派遣選考の目安としてなど新しい方面での利用も増加中である。



TOEFL iBTとは

2005年9月に米国より導入(日本では2006年7月)された新形式のTOEFL iBTは、実際のコミュニケーションに必要な「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に測定する。より実践的な英語運用能力を測るべく、受験者が英語をどれだけ「知っている」か、ではなく、「使える」かに焦点をあてている。


・「読む」「聞く」「話す」「書く」の4セクション構成

・テストセンターで1人1台コンピュータが割り当てられ、全セクションコンピュータ上で受験 

・テスト所要時間:4-4.5時間

・全セクションでメモをとること(Note-taking)が可能

・Speakingセクションでは、マイクに向かって話し、音声が録音される

・スコアの充実 (点数に加え、「スコアの持つ意味」の解説 (Performance Descriptor)も示される)

・同時に複数の技能を測定する問題(Integrated Task) がある(SpeakingセクションとWritingセクションのみ)


外部リンク

国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部 文部科学省ホームページ


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