さとうきび
出典: Jinkawiki
サトウキビ(砂糖黍、学名:Saccharum officinarum)は、イネ科サトウキビ属の植物。別名、カンショ(甘蔗)。ちなみにこれは慣用読みで、本来はカンシャ。沖縄方言ではウージと呼ばれる。
インドを主産地とし、砂糖をとる目的で栽培されるイネ科の多年生作物。生育期は高温多雨、収穫期は乾燥するサバナ気候やモンスーン気候が適する。ブラジルとインドが二大生産国で、キューバはこの作物の単一耕作で有名。日本では奄美大島・沖縄で栽培される。
テンサイと並んで砂糖(蔗糖)の原料となる農作物。栽培種の起源はニューギニア島とその近くの島々と言われ、世界各地の熱帯、亜熱帯地域で広く栽培される。茎は竹のように木化し、節がある。節の間の茎の中心は竹のように空洞ではなく、髄になっており、糖分を含む。茎は高さ3mにもなる。葉はトウモロコシのように幅広い線形。秋には茎の先端からススキのような穂を出す。
さとうきびの生産国ランキング
①ブラジル②インド③中国④タイ⑤パキスタン
参考文献
・地理用語集(山川出版社)
・2009データブック オブ・ザ・ワールド(二宮書店)
・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%95%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%8D%E3%81%B3