てんさい(ビート)
出典: Jinkawiki
テンサイ(甜菜、学名:Beta vulgaris ssp. vulgaris)は、アカザ科フダンソウ属の二年生の植物。別名、サトウダイコン(砂糖大根)ともいうが、大根とは別種の植物である。
ビートの砂糖用品種群である。寒さに強く、寒冷地作物として中から高緯度の地域で栽培されている。サトウキビとならんで砂糖の主要原料であり、根を搾ってその汁を煮詰めると砂糖がとれる。葉と搾りかす(ビートパルプと呼ばれる)は、家畜の飼料として利用される。全世界の砂糖生産量のうち、約35%を占める。 日本では、北海道を中心に栽培されている。テンサイから作られた砂糖は甜菜糖とよばれ、国内原料による日本の砂糖生産量の約75%、日本における砂糖消費量の25%を占める。
冷涼乾燥な気候を好む根菜類の一種。テンサイの原産地は、夏は高温乾燥、冬は比較的雨量が多い地中海沿岸性の気候であるが、現在の栽培地は温帯から亜寒帯を中心として栽培されており、寒冷地作物とよばれる。さらに、ステップ気候や砂漠気候でも灌漑により栽培している地域もある。
てんさいの生産国ランキング ①フランス②アメリカ③ロシア④ドイツ⑤ウクライナ・・・かなり高緯度地域、寒い。
参考文献
・地理用語集(山川出版社)
・2009データブック オブ・ザ・ワールド(二宮書店)
・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%A4