アイスランド
出典: Jinkawiki
正式国名 アイスランド共和国
首都 レイキャビーク
人口 約31万人
面積 10万3000平方キロメートル(北海道よりやや大きい)
国家元首 オーラブル・ラグナル・グリムソン大統領
首相 ヨハンナ・シグルザルドッティル
外相 オッシュル・スカルプヘイジンソン
言語 アイスランド語
宗教 キリスト教ルーテル派
通貨 アイスランドクローネ 1クローネ=0.77円
1人当たりGNI 54,100米ドル
アイスランド小史
870~930年
植民の時代。ヴァイキング時代、ノルウェーから初めてアイスランドに移住したノルウェー人インゴルブル・アルナルソンが現在の首都レイキャビークに定住した。『植民の書』によれば、インゴルブル以前にアイスランドを発見し、探索した数人の人々がいた。そのうちの一人がアイスランドと名付けたとされている。
930~1300年
アイスランド人はもっぱら農場に住んでおり、中世アイスランドでは都市は全く発達していなかった。漁業を営むのは沿岸の農家であり、魚、とりわけタラが近海に近づく時期には季節的な漁のため拠点が設置されることもあった。中世アイスランドでは穀物はおもに南部で栽培されており、農業の中心は牧畜であった。牛も羊も食肉や、チーズを作るのにつかわれる乳を供給し、羊毛は毛織物になった。これらは14世紀までのアイスランドの主要な輸出品であった。
1262~1380年
1262年、ノルウェーの統治下にはいる。このとき、ノルウェー自体もまだ3ないし4つの司法管区に分かれていて、これらの地域はそれぞれ独自の法を有していた。
1319~1468年
14世紀初頭、自立した王国としてのノルウェーは消え去り、アイスランドはデンマークの属領となった。この関係は最終的に1944年まで続いた。
1840~
19世紀に入り、国民はコペンハーゲンで経歴を築き上げた文献学者ヨーン・シグルソンを中心に独立運動を展開した。結果、1874年に自治法が制定され、1918年にデンマークの国王主権の立憲君主国、アイスランド王国として独立した。そして第二次世界大戦後でデンマークがドイツに占領されたのを機にアメリカとイギリスが駐留、1944年に共和国として完全な独立を果たした。
参考
リチャード・セール著 石川眞弓訳 「アイスランド人のまっかなホント」 マクミランランゲージハウス
グンナー・カールソン 岡沢憲芙監訳/小森宏美訳 「アイスランド小史」早稲田大学出版部
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89