アメリカの軍2

出典: Jinkawiki

州兵

アメリカの軍隊は連邦軍だけでなく、各州が州兵という軍隊を持っています。これは合衆国憲法修正第二条に次の規定があるからです。 『規律ある民兵は自由な国家の安全に必要であるから、人民が武器を保有しまたは、携帯する権利は、これを侵してはならない。』 この修正第二条の最初にある規律ある民兵というのが州兵にあたります。合衆国憲法が制定された当時では、このような修正案がでるほどに、各州は連邦政府を信用していなかったのです。連邦政府がどんな政策をとりはじめるのか予測できないので、もし、連邦政府が州の自治をおかすようなことがあった時に対抗できるように、軍隊をもっておこう。と考えました。しかし、今では連邦軍の力が強大になりすぎてしまっていて、もはや州兵では対抗できないというのが実情です。


州兵のイラク派兵

連邦軍の徴兵方式が志願制になってから、連邦軍は兵員不足に悩みました。その後、多数の州兵がブッシュ大統領の大統領令によって連邦軍に編入し、イラクにいっています。


参考文献

・憲法で読むアメリカ史(上) 阿川尚之 著

・そうだったのか!アメリカ 池上彰 著

HN マルコムY


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