アルツハイマー

出典: Jinkawiki

アルツハイマー病とは、脳を構成している神経細胞が通常の老化よりも急速に、いわば病的に減ってしまうことによって、正常な働きを徐々に失っていき、認知症(痴呆)になっていく病気である。 原因はまだわかっていないが、遺伝的な要因に加えて生活環境の影響が重なり、発病すると考えられている。40歳頃から90歳に至るまで広い範囲で発病するが、65歳以上で多くなる。男女比は1対2で女性に多い傾向がある。 アルツハイマー病は身近な病気であり、高齢社会においてはますます重要な病気だといえる。 薬物治療と適切なケアによって一定期間は安定した状態を維持できるようになっているため、できることはなるべく自分で行うように、リズムのある生活を心がけることが大切である。住所、連絡先を書いたカードをポケットや財布に入れ、必ず身につけさせておくようにする。 厳しい現実ではあるが、アルツハイマー病の患者は、心までぼけてしまうのではないことを念頭に、治療、介護を行っていくことが重要であると思われる。

参考文献:アルツハイマー病 家庭の医学 http://health.yahoo.co.jp/katei/detail/ST020220/2/                                             アルツハイマー病の初期症状と予防 http://www.kenkouinfo.net/arutuhaima-shoki/ 編集:N.S


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