イスラム教14
出典: Jinkawiki
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イスラム教徒は
イスラム教は、7世紀のはじめにアラビア半島のメッカ(現在のサウジアラビア)でムハンマドが唱えた宗教である。イスラムという言葉は「神に従うもの、神に帰依する者」を意味するムスリムmuslimをムハンマドがこの言葉の語根からでた動詞の派生名詞である。ここでいう神というのはアッラーのことである。アッラーは全知全能で、天地万物の創造者、支配者であり、超越者である。そして、「アッラー以外に神なし」とイスラム教徒は信仰しているためアッラーは唯一神ということになる。ムハンマドはそのアッラーの預言者であり彼のおこなった予言をしるしたものがイスラム教の聖典である「コーラン」である。「コーラン」には六信・五行なるものが記されている。六信とは1つ神つまりアッラーを信じる2つ天使つまりムハンマドに啓示を伝えたガブリエルを信じる3つ聖典つまり上記あるコーランと神が天使を通じて人類に下した啓示の書である「キターブ」を信じる4つ預言者つまりムハンマドを信じる5つ来世つまりイスラム教には終末思想があるので来世を信じる6つ予定つまりイスラム教には過去、現在、未来において起こることが決まっているという天命思想があり予定を信じる。五行とは1つ信仰告白2つ礼拝1日5回と義務付けられている3つ喜捨税金のことである4つ断食イスラム歴9月に30日間の昼間に義務付けられている5つ巡礼メッカにあるカーバ神殿へのいくこと。以上がイスラム教の概要である。
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参考文献
「イスラムの起源」リチャードベル著 熊田 亨訳 1983 筑摩書房
「キリスト教とイスラム教」 ひろさちや 1986 新潮選書