インターネットで発生する国際問題

出典: Jinkawiki

目次

概要

グローバル化する社会において、インターネットという情報媒体ができた。これによって私達は新聞よりもテレビよりも早く自分のほしい情報を知ることが出来るようになり、ツイッターやフェイスブックで見ず知らずではあるが同じ趣味を持つ新たな友達を作ったりすることが出来るようにもなった。しかし、すばやく正確な情報を地域を越えて発信できる「インターネット」にはデメリットもある。その中でインターネットを使った国際的な問題をここでは取り扱う。


イスラム国

1、イスラム国とは(ことバンクより)

『2014年6月29日、ISIS(ISIL)の最高指導者アブ・バクル・バグダディが樹立を宣言した国。ISIS(イラク・シリア・イスラム国)が制圧したシリア北部のアレッポからイラク中部のディヤラまでを領土とし、シャリア(イスラム法)に基づく、スンニ派のカリフ(イスラム教開祖・ムハンマドの正統な後継者)制イスラム国家とうたう。バグダディは新しいカリフを自称し、世界中のスンニ派イスラム教徒に忠誠を求めている。しかし、国際社会は独立国家として認めず、近隣イスラム諸国も地域の安全を揺るがす脅威と危険視している』

2、インターネットを使った国際問題


①国際的宣伝活動 戦闘場面を映し戦闘員と資金の募集をしたり処刑をするシーンを見せることでイスラム国をアピールしている。


②イスラム国が『①』のような写真や動画を公開することで、世界各地でテロを起こすきっかけになってしまっている。


③さらに、それらを問題視し報道することで、イスラム国の国際宣伝を助長している

インターネット時代の著作権を巡る国際私法上の課題

(1) 問題の所在 インターネットの普及により著作物が国境を超えて、容易に、瞬時に、大量に、全世界的な範囲で流通するようになったことに伴い、今後、インターネット上の著作権侵害が増大することが予想されている。

(2) 現状 『ベルヌ条約第5条2項 ・・・・したがって、保護の範囲及び著作者の権利を保全するため著作者に保証される救済の方法は、この条約の規定によるほか、専ら、保護が要求される同盟国の法令の定めるところによる。 』

著作物については「保護が要求される国の法律」を適用することにより、権利を侵害しているか否かを判断すべきであるとする法の属地的適用のルールが規定されている。

情報漏洩などによる国際問題

(1)背景

現在個人情報が漏洩するという問題がある。原因としては①覚えるのが面倒なのでパスワードを書いたメモをパソコン周辺に貼っている②自分の代わりに操作してもらうために会社の同僚や友人にパスワードを教えてしまう③周囲に不特定の人が居るときでも気にせずID・パスワード入力操作を行う、などが挙げられている。


(2)日本での例


2010年10月28日ごろにファイル共有ソフトのWinnyネットワークに公安部外事第三課を中心とする国際テロ組織に関する公式文書114点のデータが流出し、翌10月29日に民間会社から神奈川県警察を通して警視庁に連絡されたことで発覚した。





ことバンク「イスラム国とは」 https://kotobank.jp/word/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E5%9B%BD-189808


イスラム国の「ネット戦略」と報道のあり方を考える 日本大学大学院新聞学研究科教授・福田充 http://thepage.jp/detail/20150219-00000004-wordleaf

インターネット時代の著作権を巡る国際私法上の課題 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/009/030102h.htm


警視庁国際テロ捜査情報流出事件 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%A6%E8%A6%96%E5%BA%81%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E3%83%86%E3%83%AD%E6%8D%9C%E6%9F%BB%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%B5%81%E5%87%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6


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