エスペラント語Ⅱ

出典: Jinkawiki

エスペラント語とは?


エスペラント語は中立公平で学びやすい国際共通語である。民族語と同じ機能を持った「ことば」であると同時に、 人間が知性の光をあてて磨き上げた国際共通(補助)語として、 ほかにない特徴がエスペラントにはあるのだ。ザメンホフは、このことばを 「Lingvo Internacia」(国際語)という題の小冊子で発表した。 Esperanto は、これを発行する際の彼の筆名であり、 この単語には「希望しつつあるもの」という意味がある。 激しい民族的偏見と、 命までもが危険にさらされるような差別を体験したユダヤ人ザメンホフが、 それでも絶望の淵におちいることなく、また ほかの民族に対する憎悪に身をまかせるのでもなく、 あえてEsperantoという筆名を選んでこのことばを発表した意味は重い。 間もなく21世紀をむかえる今日でも、 人間は国境をへだてて互いに不信感をいだき、 「防衛」という名の戦争の準備に多大なエネルギーを浪費している。 そして、現に戦争は絶えたことがない。 しかし、その一方、民族間の相互不信をやわらげ、 なんとか戦争を防ごうとする人たちも、決して少数ではない。 1887年に発表された「国際語」は、 その後 この著者の筆名をとって「エスペラント」とよばれるようになった。 このことばを自分のものとして大切に思う人たちは 今でも「エスペラント語」ではなく「(国際語)エスペラント」とよんでいる。 また、人類がその視野を宇宙にまで広げた今、 国境の概念にとらわれた「国際語」の冠を捨てて、 このことばを「地球語エスペラント」とよぶ人もあらわれてきている。エスペラント語は1887年、当時ロシア領だったポーランドのユダヤ人眼科医ザメンホフが提案したものです。ヨーロッパ諸語の語彙を取り入れながら、文法を整理してあるので、比較的簡単に修得することができる。エスペラントの使用者 (エスペランティスト)たちは、2回の世界大戦などの 社会的な激動の中を、中立公平な国際共通語の実践を続けてきました。 ヨーロッパが活動の最も盛んな地域ですが、アジア、アメリカ、オセアニアそしてア フリカなど世界各地にエスペランティストがいます。

文字


文字はアルファベットに似ている物を使用する。 大文字、小文字が各28字ある。


大文字 A B C Ĉ D E F G Ĝ H Ĥ I J Ĥ K L M N O P R S Ŝ T U Ŭ V Z

小文字 a b c ĉ d e f g ĝ h ĥ i j ĵ k l m n o p r s ŝ t u ŭ v

単語


エスペラント語の単語は、国際的に広く使われている単語から選ばれている。 なので、エスペラント語を知らない人でも、だいたいの単語の意味が見当がつくのである。


単語   homo  libro   pano   bela   havas

発音   ホーモ  リブロ   パーノ  ベーラ   ハーヴァス

意味   人間   本     パン   美しい   持つ


代名詞

よく出る代名詞。


  単数                       複数

一人称 mi 私                   ni 私達

二人称 vi あなた                 vi あなた達

三人称 li 彼,ŝi 彼女,ĝi それ         ili 彼ら


参考文献 http://www.jei.or.jp/hp/esp_kai.htm##demando


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